不眠症

寝付きが悪い、途中で目が覚めるといったことは誰しも経験がありますが、十分な睡眠が取れていない状態が1ヶ月以上続いている場合は不眠症の疑いがあります。こうした不眠症は更年期女性に現れやすく、睡眠の質が低下することで日常生活において様々な影響が出てしまう恐れがあります。

更年期障害で不眠症が起こる原因

眠れない女性

一般的に年齢を重ねると睡眠の質が低下しやすい傾向がありますが、特に更年期女性は不眠症に悩む方が多いです。

その理由に関しては、更年期には生活環境が変化したり悩みが増えたりとストレスを抱えることが多く、自律神経が乱れやすい傾向にあります。さらに、卵巣機能低下によってエストロゲンの分泌量が急激に減少しますので、自律神経が乱れて不眠症をはじめとする様々な症状が現れはじめます。

不眠症はどんな症状?

不眠症は症状に合わせて大きく4つに分類することができ、更年期による不眠症はいずれかに当てはまります。

  • 頭全体が痛い
  • 締め付けられるような強い痛みがある
  • 吐き気が伴うことはない

なお、上記のような睡眠障害はそのままにしていると、心身が休まらないだけでなく、うつ病をはじめとする疾患を招く恐れがあります。

更年期障害で不眠症が起こるメカニズム

原因や理由

本来、睡眠には深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が交互に発現します。また、人間の体にはこうした睡眠リズムを安定させる恒常性維持が働きますが、不規則な生活、十分でない睡眠環境、大きな環境の変化などによって睡眠が浅くなります。

なお、更年期になると上記の要因に加えて加齢による睡眠の質低下が起こります。その上、女性はエストロゲンの激減によって寝ている間に血管運動神経症状(寝汗の増加)などが生じ、更に睡眠が妨げられてしまいます。

不眠症の対処方法

カーテンを開ける女性

更年期に現れやすい不眠症は、日常生活の見直しによってある程度改善することができます。

例えば、体内時計を整えるために起床時に日光を浴びる、体を疲れさせるために日中体を動かす、夜間は覚醒作用のあるアルコールやカフェインの摂取は控える、温度や寝具など適切な睡眠環境に整えるといったことを意識するだけでも睡眠の質は向上します。

また、現在ではドラッグストアや薬局で快眠を促すサプリメントも販売されており、睡眠の質の向上が期待できます。

症状が辛いときは・・・

錠剤とお水

不眠症は日常生活に支障をきたすだけでなく、他の疾患を招く恐れがあるため早期の改善が望ましいです。

先程、紹介したように日常生活で不眠症を改善する方法はいくつかありますが、十分に眠れない場合は睡眠薬や快眠サプリメントの活用をおすすめします。

現在ではドラッグストアや薬局でも様々な睡眠導入剤や漢方薬が販売されていますし、病院では症状に応じて向精神薬やHRTなどを処方してもらうことができます。

処方箋が必要な医薬品であっても通院が困難な場合には、個人輸入を利用することで購入可能となります。

更年期障害の治療法についてはこちらの記事で紹介しています。

更年期障害の治療法について
更年期障害の治療法について
更年期障害は適切な治療を行うことで症状を軽減することができます。医薬品を使用したHRTが有効とされていますが、医薬品に頼らない治療を選ぶこともできます。